不屈の青 - Indomitable Blues

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»» 2007.08.13 » Premiership 第1節:チェルシー×バーミンガム

開幕戦です。スタメンは概ね予想通りでしたが、ジュルーはやっぱりいきなり先発(頭領が明言してたみたいですわ)。左サイドにカポが入ってマクシェフはトップに上がってました。キャメロンはベンチ。

序盤からチェルシーに押し込まれる場面が続くのですが、流れに反して先制はバーミンガム。マクシェフのFKにフォルセルが頭で合わせてゴール。ニアに飛び込んだリッジウェルが2人引き付けたのがいい仕事でしたね。しかし直後にこちらの左サイドから攻め込まれピサーロがあっさり同点ゴール。ファーサイドからちょっと斜めに下がりつつ中央に入ってくる動きが上手かったです。完全にマークを外されました。この選手かなりやるんじゃないでしょうかね。更にまた左から崩されて、2列目から飛び出してきた丸田が逆転ゴール。この飛び出しも上手くてね。この選手もかなりやりそうですわ。しかしバーミンガムもその直後、カポが左から切り込んで豪快な左足シュートを叩き込んで同点。ジョンソンが軽い守備であっさりかわされてくれて助かりました(笑)。前半は同点で終了。

後半に入っても相変わらずチェルシーペースで、開始早々に勝ち越し点を奪われます。またもや左から攻められて、一度は跳ね返したのですがエッシェンに拾われてスーパーミドルを叩き込まれました。直後にQちゃんに代えてパーナビーを投入、ケリーが左に回ります。Qちゃんはまだフィットしていない印象。試合をこなせば調子も上がってくるかな。何とか反撃に転じたいところなのですが、このあたりから前線にほとんど良いボールが入らなくなり、前半動きの良かったフォルセル君もボールを触れなくなって厳しくなってきました。相変わらず両サイドはチェルシーに蹂躙されっぱなしですし、いつ止めを刺されてもおかしくなかったです。それでもたまにはこちらも攻めの形を作ってましたし、80分前後には立て続けにゴール前に迫ったりする場面もあったんですが、チェルシーはさすがに堅い。意地でも3失点は許さないという感じでした。結局キャメロンとデ・リッデルの投入も実らず、ほとんど点が入る気配がしないまま敗戦。

結果的に点を取られたのは3点とも左からなんですが、正直言って両サイドともボコボコにやられまくってました。もっとも相手がチェルシーでは仕方ないという感じです。1点目と3点目はドイルが止めなきゃいけなかったかもしれませんが、それは言っても仕方がないこと。攻撃面ではチェルシー相手にある程度はやれましたので、そう悪くないと思います。次節以降に大いに期待できそうです。守備はスピードに翻弄されてマークを捕まえきれないシーンが目立ったのが不安材料。新加入選手が多いだけに、まだ不安定な試合が続く可能性もありますね。一度0に抑えれば自信がついて落ち着くと思うんですけど。

チェルシー 3 - 2 バーミンガム

チェルシーの得点:クラウディオ・ピサーロ (17') 丸田フローラン (31') ミカエル・エッシェン (50')
バーミンガムの得点:ミカエル・フォルセル (15') オリヴィエ・カポ (36')

(4-4-2)
GK:コリン・ドイル
DF:スティーヴン・ケリー
DF:ヨハン・ジュルー
DF:リアム・リッジウェル
DF:フランク・キュードル
(→DF:スチュアート・パーナビー 51')
MF:セバスティアン・ラーション
MF:ファブリス・ムアンバ
MF:メディ・ナフティ
(→MF:ダニエル・デ・リッデル 75')
MF:オリヴィエ・カポ
FW:ミカエル・フォルセル
FW:ギャリー・マクシェフリー
(→FW:キャメロン・ジェローム 69')

Subs not used : マイク・テイラー、オコナー